飲食店を夫に持つメリットとデメリット
飲食店は学生のバイトの時にちょびっとだけ。
という感じで、みなさん普通に一度は
働いた事のある環境ではないかと考えます。
飲食店は拘束時間も長いし、
経営も水商売だし（波がある）、
体力勝負、仕込みもある、ロスもある、
参入者も多い…。
そして、儲からなさそう。
などと敬遠されがちです。
綿密に人生計画を立てている女性なら
夫が飲食店勤務者…
というのはあまり人気ではありません。
私は全く経営の事はノータッチで
結婚しました。
確かに。
平日夜は全くいないので、
お互いに顔を合わせるのは寝顔と
休みの日だけです。
週末しか会わないので、基本的に喧嘩はしません。
子どもが生まれた時にもワンオペ育児確実、
夜勤勤務もできません（夫が夜の経営を辞めない）、
服も油まみれ…。
住宅ローンが組みにくい（自営業）
などなど。
ありました。
あれから10年。
飲食店の夫を持つのは
そこそこコスパがいいと思っています。
（もちろん、性格にも大きくよりますが）
まず、我が家では夕飯は完全、夫の仕事です。
時間の自由さは自営業の強みです。
仕事の合間に夕食を作った物を自宅に置いておいて
くれます。
毎晩、帰宅すれば、食べればいいだけです。
そして、休みの日の自宅の夕食も
手の込んだ物をちょちょっと作ってくれます。
エビチリもアヒージョも
（今では食べられない）レバ刺しも、
試作品もあれもこれも。
素人が一から作ればかなり時間と手間のかかる
料理が短時間でテーブルに乗るのです。
私の料理のレベルは全く上がりませんが、
食卓の幸福度は外食並みです。
つまり、外食に行きたい欲が完全に満たされるのです。
仕入れ価格で材料を手に入れ、
調理してもらい。
美味しく頂く事が出来るのです。
（食費は主人持ちなので、どんな物かは不明）
あれ食べたい、これ食べたいは
わざわざ店に行かなくても満たされるのです。
ジビエも…。
焼き肉すら行きたいと思う事なく。
定期的にお店で出しているＡ5ランクの
お肉が家で食べられるのです。
しかも、とっても美味しく調理した状態で。
飲食店の夫を持つとかなりコスパと時間の節約に
なると思います。
家庭の味や親の味というのは
もちろん大切だと思いますが。
（かねてから。
作った割に消費の時間の速さに
料理や家事は効率の悪い物ではないかと考えています。）
そして、飲食店の夫の友人はほぼ飲食店です。
飲食店同士がお互いの店の物を譲渡する事は
多々あります。
結構な頻度で色んなお土産を持って帰ってきます。
最近ではイタリアンの大きなシフォンケーキを
ホールで、です。
元パティシエのシフォンケーキ。
自宅では作れないサイズの。
生クリーム付き
後、お客さんとも仲良くしてもらっているみたいです。
子どもも可愛がってもらっています。
保険屋も銀行員も工務店の方々も歯医者もいます。
生活全般を見てもらう事、簡単に相談する事が
できます。
バレンタインも沢山もらってくるしｗ
お金や老後の心配は
75歳まで働いてもらう事で
解決させましょう。ｗ
本当は二号店とか出してほしいのですが。
本人の意見を尊重して。
